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【雑記】パニック障害と生きるための4つのマインド:壱【筆者の体験談を添えて】

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 Contents: 

 

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🎬 Introduction: PD歴15年になります。

こうして人目のつくところに載せるのは初めての試みですが、

 

筆者は「パニック障害」を持っております。

高校時代にそれと診断され、早いもので15年の付き合いです。

 

のちに詳しく述べますが、パニック障害」(Panic Disorder: PD)とは予期せぬ発作とそれに伴う強烈な不安を特徴とする不安障害の1つ

鬱症状を伴う例も多い(筆者もそうでした)、非常に厄介なこころの病です。

 

今でこそ人並みの生活をしておりますが、この15年は決して楽なものではありませんでした。

 

 

この記事を覗いてくださったあなたの身近に、同じ病気を持った方はいませんか?

あるいはあなた自身が、パニック障害に悩まされてはいないでしょうか?

 

近頃はこの病気についてカミングアウトをする著名人が増えてきたこと等が追い風となり、(筆者がパニック障害と診断された)15年前に比べると、世間における「パニック障害」の認知度が少しずつ高まっているのを感じます。

 

しかし、当事者からみるとまだまだ発展途上

他の多くの病気と同様、パニック障害」についても、もっと理解を示してほしい

それが必ず、病気を抱える我々当事者にとってはもちろん、当事者と共に生きるあなたにとっても、より快適な世の中をつくる助けになるからです。

 

今回は、筆者自身の体験を振り返りながら、パニック障害」と生きる上で重要となる4つのマインドを抽出していきます。

 

なお、このトピックについて書き始めると長くなってしまうので、いくつかの記事に渡って掲載していきます。

よろしければお付き合いくださいませ!

 

 

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🎬 I :気との出会い

きっかけはほんの小さな変化

筆者が病気に悩まされ始めたのは、高校1年の夏でした。

とは言っても、まだその時は自分がパニック障害であるという自覚はありません。

 

部活漬けの夏休みが終わり、休み明け1日目の授業中のこと。

突然、ほんのわずかですが、胸部に不快感を感じました。

吐き気と言うほどではないけれど、気分が悪い。

やや心配になりながらも、我慢できる程度だったのでそのままやり過ごし、

下校する頃には症状のことを忘れるほどまで回復していたため、特に不都合もなく帰路につき、誰に報告することもなく1日を終えました。

 

教室の暑さか、登校初日のストレスか…大人になった今でも、あの日の体調の変化の原因についてはわからないまま。重要なのは、それが起きてしまったということです。

 

 

パニック発作」襲来

そして翌日、起床時の体調にも問題なく、変わらず教室で授業を受けておりました。

前日のことはすっかり忘れていたはずが、授業終了まであとどれくらいだろうと時計を見上げた弾みに、頭の中にある思考が過ぎります。

「昨日のように、また気分が悪くなったらどうしよう。」

 

そのときの時刻は偶然にも、前日に体調に異変を感じたときとほぼ同時刻。忘れていたことが思い出され、瞬く間に恐怖が湧いてきました。

 

そして次の瞬間には、本当に気分が悪くなっていました

胸部の不快感と軽い吐き気を覚え、その症状がさらなる不安を呼びます。

 

「「このまま体調が急変して、倒れてしまったらどうしよう。」」

 

もともと心配性である故、考え始めると止まりません。5分と経たないうちに、頭の中はその場で倒れてしまうことに対する恐怖でパンパンに。いつの間にか動悸も激しくなっていました。

 

気を紛らわせようと、ノートに文字を書きつけたり、目を瞑って他のことに思考を逸らそうと試みますが、不安は増大する一方。胸のムカムカもとれません。

この苦しみがなるべく早く通り過ぎていくようにと願うばかりでした

 

その後、なんとか倒れずに授業をやり過ごしたところまでは記憶しているのですが、学校を早退したのか、保健室に向かったのか、その日も体調が回復して普段通り帰宅したのか・・詳細を覚えておりません。

 

ともあれ、その日から筆者とパニック障害(当初は正体不明)との付き合いが始まりました。

 

 

🎬 Note① : パニック障害の症状

●「パニック障害」とは

筆者が授業中に体験したような、前触れのない動悸や目まい、吐き気などの症状をパニック発作といいます。

パニック発作「自分はこのまま死んでしまうのではないか」といった強い恐怖を伴い、これを繰り返すうち、「またあの発作が襲ってくるのではないか」という予期不安を常に感じるようになります。

そうして日常生活に支障をきたしてしまう状態がパニック障害です。

 

次の記事にまた筆者自身の体験を書くつもりでおりますが、「予期不安」の強い患者は、「そこに行くと発作が出てしまうのではないか」「そこにいるときに発作が起きてしまったらどうしよう」と思う場所へ出向くことを制限されてしまうことがあり、これを「広場恐怖(アゴラフォビア)」と言います。それは電車の中だったり、試験会場だったり、美容院だったりと人によって様々で、ついには自宅から外へ出ることも難しくなってしまった症例も多いと聞きます。

また、以上のような症状に加え、うつ症状を伴うことが多いのもパニック障害の特徴です。

 

 

🎬 Intermission: 

本トピックは、ここで1度区切ります。映画でいうならば、インターミッション(Intermission)ですね。

 

今回の記事では、パニック発作がもたらす恐怖について取り上げました。

この病気をご存じないという方にも、少しでも伝わっていたら幸いです。

 

肝心の「パニック障害と生きるためのマインド」についてはまだ書けておらず、覗いてくださった方に対して後ろめたい思いもありますが、「その弐」以降で取り上げる予定でおります。

 

 

 続く